フードペーパー

「Food Paper」は創業百年、越前和紙の老舗工房「五十嵐製紙」が手掛ける、廃棄される野菜や果物から作られる紙文具ブランドとして、紙の可能性を広げていくことを目標に生まれました。
このフードペーパーのアイディアの源泉は、五十嵐家の次男さんが食べ物から紙を作る研究を小学４年生から５年間続けていることだそうで、その研究成果を伝統工芸士でもあるお母さまが受け継ぎ、紙を漉く、和紙一家だからこそ生まれた素晴らしいブランドですね。
フードペーパーはフードロスとして破棄される野菜や果物を使用し、伝統的な手漉き和紙と同じプロセスで作られるそうです。さらに機械抄きにも対応できることが分かり、量産が可能になったようです。教育的な意味合いもある紙文具ブランドとして、洋紙でも和紙でもない自然紙として、紙の可能性を広げ、世界中に普及していくことを願っています。
「Food Paper」では「適量の生産と消費、そして破棄物をできるだけ出さない社会になること」を目指されていて、全国のフードロス問題に対して紙づくりを通じて一端を担いたいと考え、廃棄野菜はもちろん、調理時の大根の切れ端やニンジンの皮なども原料として使えるそうなので、全国の給食センターや農家の方々、また飲食店の方も、ぜひ一度ご相談されてはいかがでしょうか。皆様の温かいご支援をよろしくお願いします。詳細は下記のURLでご確認ください。
Food Paper | フードペーパー